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YAMATO 1/60 VF-1S マクロス30th記念SPパーツ付きセット フォッカー機レビュー

VF-1S人 (8)  

 今回は
 YAMATO 1/60VF-1S ロイ・フォッカー機の
 マクロス30周年記念ヴァージョンである

 スペシャルパーツ付きセットのレビューを
 旧1/60 VF-1S フォッカー機と比較しながら
 してみたいと思います。


元々YAMATOのバルキリーシリーズは、1/72 YF-19から欲しい商品のみ購入してきたのですが、
2008年にリニューアルした1/60 VF-1シリーズは、旧版(脚が抜き差し替え)を持っていたため、
ずっと買えずにいました。

ウイングガンダム少女のレビューの時怒っていた
バンダイのDX超合金VF-25のニューアル版と似たような理由で買ってなかったんですね。

※ただし YAMATOさんの名誉のために付け加えますが、開発の期間もある程度開いている上、
一度大きいサイズの1/48を作り、その技術をフィードバックしたからできるようになったという、
経緯を見てきているので怒ってはおりません。
『がんばっても出来なかった』のを7年の歳月と、その間に作って来た商品の技術があって
初めて出来るようになったという過程が目に見えて分かるからです。
バンダイさんのように、『派生型作るついでに悪いところを直しました』という安易な改訂版ではありません。
流用がないどころか、ギミックからプロポーションまで文字通り完全に別物です。


まずは恒例のパッケージから…。
VF-1S箱 (1) VF-1S箱 (2) VF-1S箱 (3) VF-1S箱 (4) 
箱は1/60 VF-11Bから採用されているコンパクトタイプ(といってもそれなりに大きいですけど…)
表の角右上に30th記念の帯シールが貼られてるので、箱自体はノーマル版と同じかも?

中身もいつもと同じ構成で、箱の底部分に説明書がテープで貼り付けられてます。
因みにスペシャルパーツは袋入りで、右下の写真のように箱内に無造作に放り込まれてました^^;




早速比較写真!
VF-1S箱 (5)
下のブリスターが今回の商品。上の物が2001年頃発売された旧1/60フォッカー機。
よそ様のサイトによると、旧1/60本体にも発売時期によって細かい変更点が加えられており
4ヴァージョン位あるそうです、フォッカー機はVer 2とのこと。なんとパイロットフィギュアが無いんですね~。
(旧1/60にパイロットフィギュアが付くのはver3からだそうです。)

黄色ラインの色味は
旧版がレモン色というかライトイエローな感じで、今回のは赤みの強い(オレンジっぽい)黄色です。

因みに新版はやはり
スタンド用のアタッチメントは付きますが、スタンド自体はありません!
もっとも旧版はスタンドの影も形もありゃしませんけど…。



【付属品】
VF-1S付属品
中央の線から左が今回のもの、右は旧版です。
ほぼ同じような内容ですが、新版は袋に入っている目玉のスペシャルパーツがあり、
旧版にはキャノピーカバーが別パーツ(!)で存在。脚差し替時の予備蓋パーツと、
旧版が唯一新版に勝っている所である、ガウォーク時の背アンテナパーツ二本(一本は予備)がつきます。

全般的に新版のパーツが大きめで、旧版は小さいですね。


【ガンポッド】上が新版下が旧版)
VF-1S武器 (1) VF-1S武器 (2) 
ガンポッドは旧版のほうがわずかに大きいです。しかし形もギミックも新版が圧倒的に良い!
新版は最初からU.N.SPACYのプリントはいってますしね。
どちらも伸縮できますが、新版はグリップが引き出し式なところに注目!
1/48版の技術がフィードバックされている証です。



【ファイター形態】
VF-1S飛 (4) 
VF-1S飛 (8) VF-1S飛 (5) VF-1S飛 (6)
吾輩別売りのスタンドを持っていないので、箱を積み重ねた台に紙を置いて撮影~。
SSはインテークカバー(付け外し式)を取りましたが、気にならなければつけたままでもいいでしょう。

VF-1S飛 (7)
キャノピーはもちろん開閉します。フォッカー君もちゃんと乗せられますよ~。
驚くべきはモニターの表示類!細かくてちゃんと写ってるかどうか心配です!


【ファイター比較】左が新版、右が旧版です。
VF-1S飛 (9)VF-1S飛 (10) 
ぱっと見では大きな違いは気づきません。
むしろ小さい写真では、旧版のほうが凹モールド(細かい筋)が太く深いので
パネルラインがはっきり見えてるかもしれませんね。実際は新版のほうがとてもほそく細かいのです。
そして最初に申し上げたとおり、旧版にはフォッカーフィギュアがありません。

VF-1S飛 (11)

当ブログでは定番の裏側…。ここも色味意外大きな違いは無いように見えますが、
旧版はパーツの一つ一つが野暮ったくてシャープさにかけます。
コブシ出し入れのためのレバーが、腕に堂々と出てるのもマイナスですね。

新版はランディングギアのタイヤもゴム製となり、(旧版は塗装された金属)形状もよりリアルに…。

VF-1S飛 (17)
武装させてみる~。
どちらも後退翼を変化させても対応できますが、新版がカッチリジョイントで確実に保持できるのに対し、
旧版はピンを差し込んでいるだけな上 その精度が結構怪しく、つけても「ブヨン」と反発して
はまらないミサイルがあるのが…こんなひどかったっけ?
こうしてみると旧版は機首が細いですね~。キャノピー開閉やフィギュア搭乗をオミットしてるからでしょうか。

【オマケの比較】
VF-1S飛 (1)
比較的とり出しやすい位置にあった同スケールのYAMATO商品 VF-11BとVF-17Sを並べてみました。
YF-19 YF-21 SVー51γおよび1/48VF-1Sは ちと取り出せませんでした…申し訳ない。(昔のやつ箱デカ杉~)
こうしてみると、やはりVF-1はコンパクトですね。
 
VF-1S飛 (2)VF-1S飛 (3)
新旧の主力戦闘機の邂逅! スケールが同じだとこういう楽しみがあるのが嬉しいところ…。
バンダイさんも最初から改訂版並みのVF-25Fを出してくれればここに並べられるのに!(買いませんが!)


【ガウォーク形態】
まずはギミックの比較から…旧商品の最大の欠点は脚が差し替え式であることです。
しかも、ロック機構の関係(金属製の爪がガッツリ引っ掛けてある。)
ガウォーク形態にする時も一度外さないと足を下ろせない!コイツぁ参ったゼ。
VF-1Sガ (1)
今回の新版(左側)は、ご覧のとおりロックを外すのもらくらく。当然「ハ」の字にも開けます。
ビスなどの見苦しいものもあまりみえずスッキリしてます。

ただし、旧版はインテークより下の腿とスネ部分は丸ごと金属なので、
重量感は格段に旧版のほうが上です。
重量感を重視する方は新版の軽さをチャチに感じてしまうかも…。
(吾輩は形状重視派で重量感はあまり+にならない人なので…。)


VF-1Sガ (3)VF-1Sガ (2)
腕の展開ギミックにも違いが見られ、
旧版(右)はバンダイのハイメタル版(旧タカトク版の奴、VF HI METALにあらず)と同じようなギミックなのに対し、
新版は1/48版で培われた技術をそのまま縮小。U型板が半回転するタイプになってます。
当然脚を外さなくても展開可能です。


VF-1Sガ (4) 
コブシの展開も新版は1/48版とほぼ同じ、
旧版は写真撮りませんでしたが、これまた旧タカトク版と同じタイプ。


【ガウォーク比較】
VF-1Sガ (5)
旧版(右は)脚が付け替え式なのが災いして、しっかり固定されておらずフラフラです。
おかげで足を思いっきり広げてたたせることが出来ず、内股気味…。肩もなぜか だらしなく垂れます。
ガウォーク形態で比べてみると、新版のほうが大きく見えますね。

しかし!旧版にも新版には無い唯一のギミックがあります。それは背中のバックパックのアンテナ!
まぁ、穴に刺すだけなのですが、これだけは新版には無いギミックなのです。


VF-1Sガ (6)
背面から見ても格段に新版のほうがプロポーションがいいですね。当たり前ですけど…。
そもそも、旧版は脚を開くための軸が、スネの上方を無理やりねじ切って回転軸を設けると言う
なんともトホホな方法で、当時も呆れた覚えが…^^

1/48にて膝関節に回転軸を仕込む方法が確立するまでは こんな方法しか思いつけなかったんでしょうね。

VF-1Sガ (7) 
横から見たところ。
新版はもっと脚をくの字にしようと思えば出来るんですが、
自立できなくなるのでやってません。足が金属で無い(重心が高い)のがちょっと裏目に出てます。
もっとも、旧版は脚が金属だから(重心が低くて)立ってられると言った方がいいかも…。


【バトロイド形態】
まずは旧版の変形ギミックから…
VF-1S人 (1)VF-1S人 (2)
旧版は脚が差し替え式なので、
機首の出っ張りにはまっている蓋パーツ(といっても棒状)をはずし、軸を差し込む穴を作ります。
そこの取り外した穴をドッキング…。(つまりこの棒状のパーツは余剰パーツとして余ります。)
しかもこれがユルユルで、脚の大部分が金属ということもあり、外れやすい上に保持力なしという代物です。

VF-1S人 (12)
利点らしきものと言えば、機首に回転軸があるので、腰が360度回転可能!
でも、バトロイド時は背中の畳まれた翼とかに干渉するのでほとんど意味がありません!
ちなみに足が重いので、こうやって持ち上げてぶら下げると、写真のように足が寄ります。
「保持力ってなんですか?」と開き直られているかのよう…。(苦笑)


VF-1S人 (3)VF-1S人 (4)
新版は左写真の通り T字のフレームにて脚が取り付けられており、旧タカトク版とは全く方法が違います。
因みに2010年にバンダイさんが出したVF HIMETAL版でも近い方法がとられてます。(持ってませんが)

そして…一番1/48の技術がフィードバックされてるな~と感じるのが、キャノピーカバーです!
そう…、旧版では丸ごとキャノピーを取り替えて付けていたカバーが
差し替え一切なしでコックピットを守るのですよ!
サイズ的にかなり苦しいはずなんですが、良くぞやり遂げてくれました! 
どうクリアランスを確保しながら製品版に落とし込んだのか試作モデル(CADデータ?)を見てみたいですよ!

VF-1S人 (5)
1/48版を持っている方は「ただの縮小版でしょ?」と、買ってない方も多そうなので、(←お前モナー)
一番の違いをここに書いておきませう。
首部分のギミックに関しては、新1/60版の方が優れてます!(断言)
根元がクランク式の二重関節になっており、これによって首を前に倒すことが出来ます。
そう…、この構造だからこそスペシャルパーツのシートのせり上がりが再現できるようになってるんですよ!

VF-1S人 (6)VF-1S人 (7)
因みに股関節は改良が加えられてより良くなってますが、ほぼ1/48版を踏襲してます。
蓋を開けて、軸穴を確保するためにでっぱりパーツを中に納めます。

右写真は軸を挟んで蓋を閉じようとしている所、もちろんパチンとぴったりと閉めることができますよ~。


【バトロイド比較】
VF-1S人 (8)VF-1S人 (10)VF-1S人 (9)
プロポーションはもう、比べるまでも無いですね。
旧版は旧版で当時は「いいスタイルだ!完全変形をオミットしてるだけのことはある」と思っていましたが、
もう、同じメーカーの製品とは思えなひ…。
これを見てしまうと、やっぱりバンダイさんの初版DX超合金VF-25Fは
「ただの見切り発車商品」に見えてしまうのです。

VF-1S人 (11)
サイドから見ると胸板は新版(左)の方が厚いですが、首後ろの穴も大きくちょっと気になります。
もっとも旧版は頭をくぐらせる都合からか、頭自体が小さく貧弱に見えます。

また、旧版のバックパックはヒンジのテンションのみでこの状態を保っていましたが、
新版は背中の蓋にフックを引っ掛けてバックパックをがっちりロック!保持力も密着度も段違いです。


【オプションハンド】
VF-1S人 (13)
手首のオプションは、どちらも左右一個ずつ。
(左上段二つが新版、右上段二つが旧版。下段はそれぞれデフォルトで本体についている手首を外した物)

VF-1S人 (14)
オプションハンドを使って構えさせてみる。
旧版は股関節の保持力が弱く、せっかく足首や膝にラチェット関節を採用しているのにご覧の不安定さ…
これも脚の大部分が金属だから立っていられているようなもの…。
そう考えると、旧版の脚がほとんどダイキャストなのは正解だったのかもしれません。
(金属でないと自立すら困難と言う意味でですが…)

VF-1S人 (16)
関節はそこそこ可動範囲がありますが、股関節が 元々可動に向かないデザインなので
あまり大きくアクションさせることは出来ません。背中の主翼を広げれば多少自由にはなります。

また、1/48版は、機首(腰)を少しだけねじれる回転軸が設けてあったのですが、
新版1/60ではさすがにオミットされてます。ここも旧版のほうが優れている?(あの保持力0の股関節じゃ意味なひ)


VF-1S人 (15)

片膝をつかせてみた。形状が形状なのでかなり苦しいですが、新版は何とかできます。
旧版は……『この根性なし!』と言いたくなるくらいふにゃふにゃ。当然自立しません。
この出来にはもうちょっと怒って良かったかも?


【オプションパーツ】(本商品のウリ)
VF-1SOP (1)VF-1SOP (2)
胴体の隙間を埋めるわき腹パーツ左右。(右写真がはめこんだ後)
ファイター時に脚のTバー フレームをロックしていたC穴を利用します。良く考えられてるなぁ~。

VF-1SOP (3)VF-1SOP (4)
お次は首の後ろの穴をふさぐ蓋パーツ。差し替えですがほぼ設定どおりの姿に!

VF-1SOP (5)VF-1SOP (6)
最後のひとつがシートがせり出した状態。先ほどの蓋パーツは外して新たにこちらを付ける仕様です。
フォッカー君を乗せようかと思いましたが、キャノピーカバーのギミックのせいで取り出せなひ! 
いちいちバトロイドを崩してまで乗せるのが面倒 時間が無いので泣く泣く諦めました。


何はともあれ、ずっとほしいと思いつつも過去に買った1/60…そして1/48のフォッカー機を持ってるので、
『買う価値は果たしてあるのか!?』という疑問符で買えなかったものを今回買ってみて…、
もう旧1/60はいらないな…と思わせてくれる品質で、ますますYAMATOさんが好きになりました。
買ってよかったです♪

この調子でVF-14やVF-9あたりをぜひ!(無茶ぶりスンナ

【オマケ】
VF-1S人 (17)
変形の質は高いので、アクション性まで高望みするのも贅沢ってモンですが、
かっこいいポーズがあまりとれないのが悔しかったので、中でもカッコイイと思った匍匐姿勢で〆ませう!
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2012-08-07 : YAMATO ARCADIA 変形玩具 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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MITAKEN0

Author:MITAKEN0
F井県E市に生息中のキモヲタ。

好物は武装神姫、トランスフォーマー、LEGO、萌系フィギュア。
神姫NETの公式SS板でワンユニット師だった経歴を持つ。
無類の巨乳好き♡

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