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ウイングキットコレクション1 その2

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 前回に引き続き
 ウイングキットコレクションvol.1の 残り半分
 雷電、紫電改、震電の三機種と行きませう。
 全種「電」がつくビリビリトリオ。
 (局地戦闘機には電・雷がつくのでこうなる…)

 どれも人気の高い機種ですが、
 1/144の震電は特に珍しいのではないかと…。


前回以上にどれもこれも人気の高い機体ばかり・・・。
人によっては、このvol.1だけで「もう満足」って人もいるんじゃないでしょうか?
パッケージ裏面は前回も載せていますが、あらためて載せませう。
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【雷電二一型】
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やはりWCC(ウイングクラブコレクション)の金型を一部改修流用のようです。

見てのとおり非常に太短い胴体。
小型で大出力のエンジンを持たない対戦初期の日本は、大型機用のエンジンを流用するしかなく、
このようなデブい戦闘機が生まれました。(デブいうな

航続距離には目をつぶり、とにかく速く高く昇って敵爆撃機に対抗するための局地戦闘機という機種。
「局地戦闘機」と言われると訳が分かりませんが、他国で言う迎撃(邀撃)戦闘機にあたります。
外へ攻めるタイプの機種ではなく、襲ってくる敵を追い払うのが役目で、
上昇力が求められる代わりに、航続距離(飛んでいられる時間)は短いというわけです。

本来活躍の舞台が海である海軍では航続距離は命なので、
この類の戦闘機が作られること自体珍しいのですが、日華事変の教訓にて生まれることになりました。
当時の日本は格闘戦至上主義がまかり通っていたので、最初から重戦的性格だった機体は少ないです。
詳しいことはググッてちょーだい。難しいことはマルフリで~(コラ


当方は、あまり太い機体は好きではないのですが、この雷電は意外と嫌いじゃないですね。
太くて不細工になるところを、空力を考慮して絞り込んだデザインがうまく打ち消されている気がします。
設計したのは零戦と同じチームなので流石といえます。


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キャノピーはファストバックタイプ。
後方ど真ん中にはフレームがはいっており、そこにアンテナが立っているという構造。
デカール部分がテカるため、非常にチャチさが出ちゃってますねぇ~。
つや消しトップコートを噴きたい…。(やっちゃうと分解できなくなるのでやりませんが…。)

定番裏側ごろ~ん。
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小さい機体なためか足も短く、胴体の太さに対して非常にコンパクト。
尾輪は可動して収納することもできます。そしてやっぱり裏面の日の丸はデカールです。

胴体を一周している黄色いラインもデカール。小さいこともあり、これは綺麗に貼るのが難しいですね。


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この雷電と紫電改は塗装パターンはAの1種しかなく、(震電はマーキングがないためA表記すらない…)
作成したのは第302航空隊厚木仕様です。

右下の派手なペイントがされている「その他のマーキング例」というのはシークレットになっているようです。
当方のは紫電改の方のシークレットが入っていたので、カッコイイこのマークのものはありません。(泣)



【紫電改(前期型)
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いや~、やっぱり名前が厨二でかっこいいですね紫電改!
もっともこの名前は俗称で、正式には紫電二一型(にーいちがた)といいます。

前回の零戦のときに申し上げたとおり、最初の数字は胴体のヴァージョンを示すので
紫電(一一型)の胴体を改良したヴァージョン2の胴体で、
発動機は同型のままの機体ということがわかります。
紫電自体も水上戦闘機「強風」からの改造機なのですが、詳しくは次回に譲りませう。
(vol.2に紫電一一型があるのです…。こっちを先にだせ~!)

原型機 紫電の胴体と何が違うのか…大雑把にいいますと、「翼のついている位置(高さ)が違う」です。
紫電自体 水上戦闘機「強風」を通常の戦闘機に魔改造したものなので、(魔改造言うな
胴体を横から見たとき、中ほどの高さに翼があったのです。中ほどといっても結構下よりですが…。
(専門的には中翼機といいます。因みに天井部分と一体化したような翼は高翼機(肩翼機)といい、
この紫電改のように胴体の底面に翼があるものは低翼といいます。)

これによりスタイリングがかなり変わったので、紫電改という呼び方が定着しました。

長らく2000馬力級エンジンがなかった日本は、この紫電改にて
ようやくゼロ戦の後継役と呼べる機体を手にしますが、(局地戦闘機だけど^^;)時すでに遅し。
米国人もその強さを認める紫電改も、戦局にはなんら影響を与えることができませんでした。
詳しくはグ(以下略

次の項目で扱う震電同様、こいつもスミソニアン航空宇宙博物館にあり、展示もされてます。

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わりとオーソドックスな機体形状。キャノピーは涙滴型で、胴体に対して小さめ。
尾部の白線デカールが斜めなので皺よらせず巻くのが大変です。

五回目の裏側ごろ~ん。
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裏面は日の丸以外のデカールはありませんでした。
機体底面は銀塗装なのに増槽はマットのグレー…。何この違和感…。

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当方のシークレットは【その他のマーキング例】にある。菅野 直 大尉(だいいと読むべし)
こっちを作ったほうがよかったかなぁ…。



十八試 局地戦闘機 震電】
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「ああっ女神さまっ」という漫画をちゃんと読んだことのある方は100%知っているはずの航空機。(笑)
もともと人気な上、近年ボークスからゴージャスなプラキットが出たのでご存知の方も多いかと…。

現実には間に合わなかった機体なので実力はまったくの未知数。
おかげで期待値補正もあり、あちこちで非常に人気です。
架空戦機ものの小説、漫画、アニメではよく登場しますね。
(紺碧の艦隊の蒼莱やスカイクロラの散香マークB等、類似機体も震電人気の裏返しといえましょう。
 蒼莱開発物語なんて「震電の開発そのまんまやん!」と突っ込んだ覚えがあります。^^

逆に女神さまを未読で、二次大戦にまったく興味ないような方は知らない場合が多く、
前後逆転したこのスタイリングを奇妙に思うようです。

とにかくB29などの爆撃に悩まされた大戦末期の日本は局地戦闘機(迎撃機)を必要としており、
ひとつの回答として前翼型(エンテ型)のレイアウトを導き出します。
開発期間の短さを考えると奇跡とも言える完成度!
それは、現在唯一の試作機が米スミソニアン航空宇宙博物館に持ち込まれていることが
それを証明しています。
(航空史上残す価値があるとされた機体ばかり収蔵されている所です。
 分解状態で保存されているので見ることはできなひ。あ、吾輩もいったことはないですよ?)


同館の晴嵐復元は実現したので、いつの日かこの震電も再びその姿を見せる日が来るでしょう。
できれば吾輩が生きているうちに…お願い…。

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実際の機体では壊されてしまった計器版、(敗戦を嘆いた工員が叩き割ったそーな)
写真ではよく見えないと思いますが、ちゃんと別パーツになってます。

裏側ごろ~ん。震電の裏なんてめったに見れませんぜ旦那!(ヲイ
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アンテナが下面にあるので取り付けには接着剤が必要でした。
実戦配備されていないのでマーキングの類は皆無。デカールは主翼裏に貼る日の丸だけです。

形が形なので前脚がすげー長い…。鶴の脚のようです。折れないのかな…?
垂直安定版下部にある小さな車輪は、
離陸時にプロペラが地面に接触するトラブルが多発したため急遽つけられたものです。
残されている映像等ではプロペラの先端もひん曲げられてますね^^;


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とにかく形状そのものが特徴といっていい機体なので一目見たら忘れられない。
ジェット化されていたらどんなことになったのやら…。

【蛇足】
この震電はポピーの架空戦記3でシークレットだったものの流用品とのことですが、
それ以外にも1/144の震電はありました。

キャンバスというメーカーからでた、『間に合わなかった傑作機』と銘打たれたカプセル玩具です。
(値段忘れてしもた、300円くらいだったはず…。)
これは同メーカーの『世界のジェット戦闘機』(カプセルではなく箱入り)に混ぜられていた烈風と震電に
新規機体を追加して再販売したもののようです。

世界のジェット戦闘機シリーズも全部持ってるんですが、
こちらのカプセル版の塗装のほうが少しよさげなのでこちらを紹介
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大きさはしっかりあわせてあるようで今回の震電(一番手前)とほぼ同じ。
しかし出来はチョコエッグ並みで、筋彫りも深く太い大雑把なものです。
キャノピーなんてムク成型ですヨ。
銀のドライブラシでハゲチョロ表現がされているのが面白いですが、出来はイマイチ。

でも2004年当時は、これが唯一の1/144震電でプチ喜びしたものです。
一番奥のは同シリーズのラインナップにある震電改(噴式震電)
こちらは1/144モデルはいまだに コレのみですね。ここまでくると架空機ですけど…。^^;
(それにしても震電の編隊なんて夢のようですなぁ…。)

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後ろから見てもその出来の差は一目瞭然。(左が今回の、右がキャンバス版)
プロペラのブレードが分厚い!スピナーがペラと同色!
しかも垂直安定版の下部が塗られてない!(別パーツなのになんで?。)

このモデルは飛行状態のみのモデルなので、スタンドがないと飾れないのですが、
スタンド用アタッチメントがいい具合に支えになって撮影に貢献してくれてます^^。

それにしてもこの『間に合わなかった傑作機』というタイトルですが、
ラインナップをみるととても傑作機だと思えない(思いたくない)機体の多いこと多いこと…。
秋水(Me163コメートの日本版)なんて人を溶かす燃料で飛ぶ機体だよ…。
十七試艦上戦闘機 烈風
艦上戦闘機 烈風改
十八試局地戦闘機 震電
局地戦闘機 震電改
十七試局地戦闘機 閃電
局地戦闘機 試製閃電
特殊攻撃機 橘花
局地戦闘機 橘花改
戦闘機 秋水
局地戦闘機 試製秋水
試作高速戦闘機 キ64
高速戦闘機 キ64改


【サイズ比較】
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当然三機ともスタンドつき。
震電と紫電改は、どちらが大きいか一目ではわかりません…。
胴体が一番太い雷電が一番コンパクトなのは間違いないですが~。

海軍だよ全員集合~。
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vol.1の機体を全部集めるとこんな感じ。
こうしてみると局地戦闘機って一回り小型なんだな~ということが一目でわかります。
とにかく全機ハズレ無しのこのラインナップはおいしかったですね。



【オマケ】(アニメ雑話)
リマ(忍)「アニメの蒼き鋼のアルペジオ…どうですか?」

MITAKEN「う~ん日本海軍さんたち(白鯨)をほとんどカットしちゃってるのがちと不満。
       まさかハルナ&キリシマを単艦で倒してしまうとわ…。漫画の「霧」ってこんな弱くないヨ~。
       (トドメ時の台詞で ぐんぞー君が小物に見えてしまった…^^;)
       政治的なやり取りもこの漫画の面白さなんですが、これだとたぶん大幅にカットでしょう。
       401とクルーの戦闘活躍だけを切り出そうとしている感じがしますね。
       そのせいかコメディ表現も最低限に抑えられちゃってます。
       たぶんメンタルモデルのちびキャラ化/分身化とかはナシということになりそう。
       戦闘シーンはよく出来ているだけにもったいなひ。」

ジュリエット(蝶)「このままだとMITAちん一押しのハルハル暴走シーンもなくなっちゃわない?」

M「そーなんですよ!いきなり蒔絵が出てきて、ローレンスとのシーンがカットされてるもんですから、
  以前の漫画紹介で出したシーンが出てこない恐れがあるのです!
  あそこはハルナが人間らしい感情を獲得する アルペジオ屈指の名シーンなので
  カットしてほしくないんですがねぇ…。(最新8巻でその後が描かれ泣いてしまったヨ…。)
  途中でローレンス出しても、蒔絵との関係が描写不足で感動薄れるとおもうし…。修正不可能でしょ…。」

J「じゃ!今期で一番評価してるアニメって何~?」

M「凪のあすから!(即答)、アウトブレイクカンパニーも切り口は気に入ってるけどね。」
(ただのピーエーワークス信者ともいふ)



次回はそのままvol.2と行きませう。紫電一一型だけは続きでやっておきたいので…。
でわでわ。(^ ^)ノシ
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2013-11-08 : WWⅡ飛行機 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

MITAKEN0

Author:MITAKEN0
F井県E市に生息中のキモヲタ。

好物は武装神姫、トランスフォーマー、LEGO、萌系フィギュア。
神姫NETの公式SS板でワンユニット師だった経歴を持つ。
無類の巨乳好き♡

なお、当ブログの映像、画像、文章等の
無断転載はご遠慮くださいな~。

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