武装神姫を中心に、フィギュアレビューや、公式掲示板投稿のSS解説などをしております。

コトブキヤ ガンヘッド2050 スペシャルエディッション レビュー

030_201312252003103a1.jpg 

 2週遅れとなりましたが、
 今回こそ「パ-ティーやろうぜ!」な
 イカす(即死語)メカの登場!

 ヱ?誰も喜ばないって?来客率下がる?
 「確立なんてクソくらえですよ!」
 (使い所おかしいゾ…


まず、大多数の方にとってガンヘッドなんていう映画は
何が面白いのかわからないダメ映画としての記憶しかないであろうと思います。

放映当時からこの映画を持ち上げてらっしゃる方は、
生粋の特撮マニアか、吾輩のようなスタッフの何れかの信者と思われます。
(吾輩は言わずもがな河森正治氏がらみ)

それを承知で今回のレビューと行きませう。当ブログは好きなものをテキトーに載せてるだけですが、
今回は完全に100%吾輩の趣味です!(ほとんどの方はついてこれないでしょう)

それではいつも通りパッケージから!
001_20131225203131590.jpg
最初にキットが発売された時も当然気にはなっていましたが、
「やっぱり高いなぁ」で踏み込めなかったんですよね。

今回はPVとそのメイキング映像収録のDVDと、小冊子がオマケについているということで、
それ見たさに買いました。以前より値段上がってますが…(12,390円也…もちろん定価で買ってます)


002_20131225203135c2b.jpg003_201312252031384af.jpg
箱のボリュウムが結構大きい! ジュリエットさん(神姫)で対比~。
プラモデルはさっさと組まないと積みプラになりがちなので、購入週に速攻で組みました。

004_20131225203140a5c.jpg
組み立てた後なので、ランナーは体積が半減しこんな状態ですが、
もともとはパーツがぎっしり詰まっていたという…。

005_20131225203141141.jpg010_20131225204301bbf.jpg
付属品はこの四つ。一番左から 組み立て説明書/特典冊子/特典DVD/部品注文表。
中央の二つがこの商品の特典です。(右写真と左写真で縮尺は違うので大きさの参考にはなりません!

006_20131225204616cfe.jpg007_2013122520461936e.jpg
説明書は通常版との違いがあるのかは不明。 ストーリーを紹介しているページはカラーになってます。



【付録冊子をちょっとだけ紹介】
008_20131225204622494.jpg
ジオラマの作例や、いろんなバージョンの作例が載ってます。
主にキットの楽しみ方が書かれていると思って間違いないと思います。

009_20131225204625f20.jpg
特撮部分の監督を担当した川北監督のインタビューやPVのメイキングも少し載ってますね。
吾輩の心の師、河森氏もこの後に載っているのですが、見せてあげません!(コラ!

011_2013122520462524d.jpg
DVDは内容をお見せすることができないので盤面だけ載せませう。(意味ねぇ!)


それでは「ガンヘッド君、戦車モードでいこうか!」


【G1(タンク)モード】
012_20131225210506d51.jpg
015_20131225210515224.jpg014_20131225210512de4.jpg
013_20131225210509d34.jpg016_20131225210515dfe.jpg
劇中のイメージで成型されたと言う限りなく黒に近いグレー。
先に発売されたノーマル版の成型色を知らないのでひじょうに黒い印象。
確かに劇中での色味はこんな感じの印象でした。雰囲気はばっちりです。

こうしてみると単色のキットに見えますが、車輪は黒色成型。
クリアーパーツもあるので色数は三色ですね。(ポリキャップを色に数えるなら4色?)

残念ながら通常版にあったブルックリン(主人公)のパーツはオミットされてます。

019_2013122618132222b.jpg
とにかく黒いんで、こんな写真でちゃんとディテールがわかるかすっごく心配…。
いつもの照明を使おうかとも思ったんですが、黒に見えなくなってしまうと本末転倒なので、
ここは劇中イメージを尊重してこのままです。見づらければモニターの明度を上げて下さいませ!

017_2013122618131663f.jpg
左燃料タンク(後部車輪の上あたり)は、通常タンクとロボットも踊りだすウイスキー樽のコンパチです。
ファンなら当然「樽」を選択ですよね!
なお、潜望鏡のように突き出ているノーズ部(センサー&カメラ)は90度倒すことも出来ます。

018_20131226181318930.jpg
後ろから見ると、
六連ミサイルポッドが正面は八角形なのに、背面部は六角形になっている所が面白いですね。
映像ではじっくり見れない部分なので、このキットで気がついた部分です。

右側の燃料タンクはノーマル版のみ。
劇中の急ごしらえとはいえ、こんなちっこい燃料タンクでもつんでしょうか?
現実の戦車より遥かに燃費がいいのかな?
(現実の戦車の燃費の悪さはびっくりしますよ~。特にガスタービン車は…。)

021_201312261813245ab.jpg
上面ディテール。キットそのままだと綺麗過ぎてリアリティーにかけますね。
ウェザリングを施したくなります。

023_20131226183333651.jpg
後部ウェポンラックはポップアップさせることができ、
主砲の20ミリチェーンガンともども 旋回もある程度出来ます。

022_201312261833317c6.jpg
恒例の裏側~。劇中ではほぼ見ることが出来ない部分なので、
胴体下部以外ディテールがほとんどありません。これは撮影プロップからしてこうなんだそうです。

付録の冊子にて河森さんが「裏側も設定起こしておけばよかった~」と言ってます。^^b


キットの大きさ対比はこんな感じ。
020_20131226181321fb4.jpg
スケールは戦車模型標準の1/35。ジュリエットさんが遊ぶのに丁度いい大きさです。
ジュリエット(蝶)「ひゃっほーーー!」 

それでは変形へ!
「You got it BUDDY!! ガンヘッド君 スタンディングモード!」
024_20131226193459deb.jpg
このキットの変形に唯一の弱点があるとするなら、あげられるのがこのパイプ部分。
左右とも外してから変形を行い、完了後は完全に余剰パーツとなります。
つまり真の意味での完全変形ではないのです。
まぁ、気にならなければ「タンクモード時に最初からつけない」という手もあるので、
目くじら立てるほどのことでもないでしょう。それ以外は完全変形といっていいですね。

025_20131226193501499.jpg
前足、後ろ足を側面アーマー(肩アーマーになる)から切り離します。
四角い突起で刺さっているだけで、ロック機構というものはないのですぐに外れます。

027_2013122619350729e.jpg
前足の付け根はZ軸関節で横移動。幅がぐっと狭くなります。

026_201312261935056d7.jpg
後ろ足は下ろして、腿にあたる部分のロックパーツを外してから一段階伸ばし、
再びロックパーツをはめて固定します。

028_20131226193507517.jpg
腕部は左右ともサイドに張り付くようにあるので引き出してきます。
この変形パターンは、後々エウレカセブンのニルヴァーシュで流用されてるんですよね。
後脚の装甲後部は後方に移動します。

029_201312261958019c7.jpg
映像ではよくわからなかった箇所が、胸(腹?)の部分。完全に180度回転するんですよ!
当然機銃ターレットは反対側を向くので、こちらも半回転させて正面に向きなおします。
するとあら不思議、上面についていた機銃が、スタンディングモードでは下向きに…。

ちなみに吾輩がデザインしたり、作ったりするロボットは
たいてい腹に対人機銃があるのは、このガンヘッドの影響です。


【G2(スタンディング)モード】
「最後に一言、死ぬ時はスタンディングモードでお願いします。」
(これがコンピューター{ガンヘッド}の言う台詞なんだゼ!)
031_20131226195804a90.jpg
032_20131226195805be7.jpg
もともとの原案では前後の足がひとつになって完全な二足歩行になるメカだったんですが、
実質四脚で、移動も基本車輪で行います。

撮影を考えると さすがに現実的ではないということで、車輪走行になったそーな。
それでも意地で1カット歩行するシーンがあるんですよね~。

033_20131226202556908.jpg034_20131226202559da2.jpg035_20131226202602cc3.jpg036_201312262026041fe.jpg
横から見なければ一応二本足のロボットに見えます。
顔はないですけど…(^ ^;)


030_201312252003103a1.jpg
設定の高さは頭頂高で6メートルもないロボットなのですが、見上げると城のよう…。
河森氏も実物大模型が出来上がった時、
「もっと手すりとかつけておけばよかった」と思ったと後々ぼやいてます。
実際、この状態だとコックピットまで登るの大変ですよ!

037_20131226202605450.jpg
そして裏側。胴体の下はG3(縦坑道)モードで見えるのでここだけはディテールがあります。
ジャンプ用のジェットノズルが見えますね。

039_20131226203256304.jpg
腕部は関節部が多く、かなりよく動きます。左右でディテールが違う所に、当時はしびれましたね。

038_20131226203252da1.jpg
爪も一本一本可動するので、アイアンクローもカマせます!
「…って、いでででで!」

041_2013122620325813f.jpg
四つの脚も無駄に関節があり、前脚をハの字に開くだけでなく、
後ろ足の腿なんか捻り回転も出来る有様。変形時の調整には役に立つからいいけど…。

040_20131226203258557.jpg
腰の入ったパンチも打てるってモンです!


そしてとどめのG3モード。
【G3 (縦坑道)モード】
042_20131226203300fad.jpg
といっても脚を目いっぱい開いて、後脚を最大にまで伸ばしただけですが~。
どう見ても立体的機動には向いてない形のメカが、立体機動をしてしまうところが実にいい!
実際は四箇所のワイヤーを天板に打ち込んで登るんですが、
さすがにキットにはそこまでのパーツはありません。


043_20131226210724ed2.jpg
ほかに付属品といえば樽タンクをつけない場合の通常タンクと、樽そのままのパーツ。
そして、コトブキヤが別売りしているスタンドを取り付ける際のジョイントですね。

ブルックリン フィギュアはオミットされているので、
「ジェロニモ~~~~~~!」ごっこは出来ません!(爆笑)


【オマケ】
映画が見れなかったせいもあり、(後述)
当時の吾輩は、余っているLEGOパーツを寄せ集めて作っちゃってるんですよ…ガンヘッドを!
子供のころ所持していたLEGOは、大半は処分してしまったのですが、
このガンヘッドと一部のお気に入りメカは捨てられずに倉庫にしまわれてました。

すっごい昔のものなので下手糞なのは勘弁してください。
044_20131226210726e27.jpg
寄せ集めなので色はもちろん滅茶苦茶です。
変形も細かいところは、当時ではよくわからないので実物とは違います。
ちなみにタン色みたいに見える部分は変色した本来白いブロックです。
当時はタン色なんていうカラーはLEGOになかったよ…。

045_201312262107290d0.jpg047_20131226210732adf.jpg
古いものなので各部関節がプラプラのユルユル…。すぐに倒れてしまふ。
75ミリキャノン(左のバックウェポン武器)は紛失していたので、今回ジャンクパーツででっち上げ。

背面は当時の手持ち資料ではよくわからない部分なのでテキトーです。

046_2013122621073190a.jpg
生意気にも、主砲と後部ウェポンラックは旋回します。

048_20131226211113b49.jpg
今回のプラモ版より勝ってるところは、
コックピットにミニフィグを搭乗できることか…。
これも当時のパイロット役が見つからないのでテキトーな奴を乗せました。

049_2013122621111572a.jpg
変形は当然差し替え式、腕は丸々余剰パーツとなります。
後輪部に使っているシャフトの長さが一部違うのは、当時ちゃんとしたパーツ数を持っていないから…。

050_20131226211119cc8.jpg
タンクモードを並べてみる。
因みにつま先にある突起は「2連ロックバスターブレード」という障害物を取り除く
一種のドリル装備なのですが、
LEGO版で使用したのは花の茎部分のパーツ。(中央においてあるのが元の花)
この三叉のパーツで閃いて作成を始めた経緯があります。

052_20131226211121d4a.jpg051_201312262111210ab.jpg
このLEGOガンヘッドは計4回くらい手を入れていて、これはたぶんヴァージョン5です。
改修しているのはほとんど胴体部で、最初のバージョンではコックピットの裏側から
パイロットの脚が見えてる位ひどいものでした。(何せ余りパーツ寄せ集めですから!)

自分でお金をかせいでないころは自由にものが買えないので、
手持ちのパーツで何とかしようと四苦八苦してましたね。
すでにこの時点で「制限」をやってきているわけです。
自然と武装神姫のジオラマスタジオのワンユニットでも、制限するようになっていきました。
今後も制限縛りはやっていきたいですね。


【総評】
まず、商品化自体に拍手!
どう考えても人気があるとは思えないメカで、映画も派手にコケた黒歴史的作品です。
儲けること考えてないのかヨ  コトブキヤ!(失礼…

パーツのボリュウムがすごかったので、少々たじろぎましたが、キット自体は細かいパーツもあまりなく、
バンダイのMGよりも組みやすい印象すら持ちましたね。

ただ、壽屋のキットはプラスチックの材質がバンダイのものよりカラカラ(パキパキ?)しているというか、
乾いた感じがして粘りがあまりありません。切削性がよくないというか硬めなんですよね。

大分前のACキット(アーマード・コア)で抱いていた感想が今回も当てはまったので
材質に関してはあまり進化はしていないな~と思いました。

パーツの合いなどの精度は、昔より多少よくなった感じでしょうか?
それでもまだまだ「接着剤が必要だな~」と感じる部分もあります。
※本当は接着したい箇所があるんですが、今回はあえて接着剤を一切使用しないままにしてあります。
 ついでにデカールも貼ってません!(貼れよ!

【蛇足】
映画放映当時は受験生だったので、劇場ではみれずじまい。

小説3冊とコミック本、あとケイブンシャの大百科(笑)等でしか、内容を知らないにもかかわらず、
「こんな人型に見えない戦車モドキをよく人型と言い切った!」と勝手に熱を上げていましたね。

実際に作品を見たのは高校になってからのレンタルビデオにてでした。
まぁ、驚きました。
小説版と同じなのは、登場人物の名前と本当に骨のあらすじ部分だけで、細かい設定はまるで違うのです。
しかも「画面が暗くて何をやっているのかわからない」+「話す言語が英語と日本語のチャンポン」なのが
余計わかりにくさにつながっていてハッキリ言って面白いとは思いませんでした。
(TVで放送された吹替版{日本語部分も吹替}が一番分かりやすい、という意見がマニアの間でも定番)

熱を上げていた自分ですらこうなのですから、
実物大模型の宣伝効果で、期待して劇場で見た一般の方はもっとわけがわからなかったと思います。

しかし、この作品に賭けたスタッフの情熱は非常に熱いものがあった事は、
映画DVDの特典映像であるメイキング映像で分かります。
動画サイトが普及した今頃になってこの映画のすごさを再認識しました。

そんな時に突如立体物が登場したのです。
これまでは高いガレージキットでしか存在しなかったものが、普通のプラモデルとして!
こんなにうれしいことはなひ…。(T T )男泣

映画の評価は賛否両論あれど、
日本の映画史にひっそりと控えめに輝く意欲作として、永遠に記憶に留めておきたいですね。


それではこれで今年の記事は最後となります。それでは皆さんよいお年を~(^^)ノシ
※神姫忘年会参加者の皆様とは、当日待ち合わせ場所にてお会いしましょう!


リマ(忍)「そういえばジュリエ…トさんのクリスマス プレゼトはどうなりました?」
MITAKEN「見事にやられました…MPを…。」
053_201312262057524d2.jpg
ジュリエット(蝶)「うりゃ~、参ったか~。」
スモークスクリーン「誰か助けてくれ~。」
スポンサーサイト

テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

2013-12-26 : プラモデル類 : コメント : 2 : トラックバック : 0
Pagetop
コメントの投稿
非公開コメント

Re: No title
お久しぶりです~。

> コトブキヤ製ガンヘッド・・・~~こいつは良い物ですわ・・・w
初回版を迷わず買われている方は真のガンヘッドマニアと言っていいですね。
興味本位で買えるお値段ではありませんし、普通の方は欲しいとも思いませんもの^^;

自分は初回発売時はお金を回せず「いつかは…」のつもりでいたんですが、
このスペシャル版を知ってから、
「ここで買わなければガンヘッドファンは名乗れまい!」と特攻しました。

しっかし、よくぞ出してくれた!というべきアイテムですね!出来もほとんど文句のつけようがない出来ですし…。これは同スケールのエアロボットもほしくなるってもんです!
(無茶ゆーな!大きさが軽くゴジュラスを超えてまうわ!)

> ある意味贅沢な悩みかも。
でしょうねぇ。バンダイやタミヤ等、世界トップクラスのプラモメーカーが身近な
日本人しか実感できない悩みかもしれません。(^^)b

ただ、最近のバンダイは技術の高さを変な方向に使ってるので微妙ですね。
1/72 完全変形VF-1Sを組んでますが、ブログで紹介するとまた罵詈雑言になってしまいそうなので、やめました…。(あれは技術の悪用を感じます…。もちろんバンダイさんのキットすべてがそうではないのでしょうけど…。)

それでは神姫忘年会でお会いしましょう!
2013-12-28 18:43 : MITAKEN0 URL : 編集
No title
コトブキヤ製ガンヘッド・・・少々お高いですがスケールも1/35というニクいところを突いてきてるんですがディテールもきっちり効いていてこいつは良い物ですわ・・・w
(無論自分も買いました(通常版ですが))

ただ、ACとかフレームアームズ同様“プラが妙に硬い”のが難ですなぁ・・・・(というのはある意味贅沢な悩みかも。だって組み立てるだけで此処までのレベルの完成品が手に入るんだもん☆)
2013-12-27 22:48 : 朱鷺光@くせ者マシーン URL : 編集
Pagetop
« next  ホーム  prev »

プロフィール

MITAKEN0

Author:MITAKEN0
F井県E市に生息中のキモヲタ。

好物は武装神姫、トランスフォーマー、LEGO、萌系フィギュア。
神姫NETの公式SS板でワンユニット師だった経歴を持つ。
無類の巨乳好き♡

なお、当ブログの映像、画像、文章等の
無断転載はご遠慮くださいな~。

訪問者数

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR