LEGOレビュー #10246 探偵事務所
今回は今年の2月に発売されたモジュラーシリーズ最新作
#10246 探偵事務所 (Detective's Office)
のレビューです。
もはやヤフオクでもプレ値でしか買えない状況なので
ちょっと遠かったですが、
自らクリックブリック(LEGOのブランドショップ)
へ行って買ってきました。ヽ(´∀`)ノ
いや~、竜王は遠かった!違う意味で…orz
距離的にはたいしたことないんですけど、下道の国道つかったら遅いの何の(^ ^;)
片道3時間以上かかりましたね。
ついでにキャッスルシリーズのフィグ4体セットと、
ミニフィグシリーズ13弾を4つほど購入。
ミニフィグのシリーズは地元のザラスでも買えるので
クリブリで買う意味はまったくないのですが、
最近トンと買わなくなっていたのでつい…。
王様が出たのは騎士のセットが呼び寄せたのでしょうか?
それではいつもどおりパッケージからいってみよ~。いつもどおり開封済みです。
箱はモジュラーシリーズ共通のいつものサイズ。(つまりデカイ)
ジュリエットさん(蝶型神姫)でサイズを判断してください。
あれ?今回はなぜかピース数の表記が入ってますね。
EXPERTの表記も星型にかわったよ~。
そして今回も値札丸出しで、クリブリ価格を大公開! (爆笑)
今回の説明書は、一冊の分厚い冊子になっていて、分かれていませんでした。
ちょっと前のテクニックシリーズの説明書みたいな厚みです。(最近テクニック買ってない…)
パートは4つに分類され、部品も袋にナンバーが振られていて分かれているのもいつもどおり。
【全景:正面と背面】
左右で建物の色味が違うため、一見ペットショップのように分離できるように見えてしまいますが、
そのようなギミックはありません。
【全景:四方向から…】
オモテのほうは相変わらず看板類が見事です。
デザイン自体は前回のパリジャンレストランと比べると少々おとなしいですが、
最上階の屋根には驚くべきパーツの使い方をされている箇所が何箇所かあり、
毎度のごとく感心させられるという…。ホント、誰が考えているのやら…。(ほめ言葉)
【一階部分】
表通りの雰囲気はやはりモジュラーシリーズならではのリアル志向ですね。
しかしこの写真…。土台のプレートが反り気味なのがバレちゃうな~。
向かって左側はビリヤードやダートを楽しめるプルーバー(でいいのかな?)
『THE HIGHLANDER』があります。
ハイランダーという単語から英国風の匂いがしますね~。
探偵といえばシャーロックホームズが有名ですし、そこらへんから発想を得てるのでしょうか。
(まぁスコットランドは英国の連合の一部なので一緒くたにするのは失礼かもしれませんけど…)
新聞自販機は開けて一枚だけ取り出せるようになっています。
二枚目はポッチにはめ込まれちゃってる…。
右側は『AL'S』という床屋さんになっています。
クリブリの紹介ページをみますと、店主がアルという名前らしいです。
サインポール(バーバーズポール)もしっかり完備。
その2店にまたがる通路。なぜか中は階段で盛り上がっています。
ちなみに床屋の入り口は、正面ではなく横から入ります。
毎度楽しませてくれる裏側~。
床屋の裏にあるゴミバケツにはなぜか赤い帽子が入っていました。
そして一部、草が張り付いている柵が開きます。しかし何かで埋まっていて向こう側が見えません。
それは後ほど~。
上階を外し、『THE HIGHLANDER』側を下にして上から撮って見ました。
プールバーの天井には大きなファンがあり、
雰囲気たっぷりなのはいいんですが、撮影には邪魔ですね…。
構造上旋回させることもできますが、
ここはブロックなのであっさり取ってしまいましょう。
奥にはダーツを楽しむ客がおり、的の隣にある優勝カップは何かの記念ですかね。
床を見ていただくと タイルが面一にはなっておらず、所々にポッチが露出させられており、
フィグの配置を色々と変えられるようになっています。
それにしても暗いなぁ。照明使ってもカメラのせいで光が奥まで届かない…。
今度は奥(裏手)側から表側を見てみます。
ビリヤード台の出来もさることながら、コーナーにあるテーブルとコップなど
細かいところも手抜かりないですね。
ちなみにビリヤードの玉はポッチではめ込まれているのでズレる事はありません。
配置を変えたいなら緑のタイルパーツを入れ替えましょう。
今度は通路と床屋側を上から…。
といっても上階への階段が邪魔でよく見えません。
う~む暗い!
なかには店主のアルとお客としてきている婦警さんがいます。
驚くのはお客の眼前にある壁は、鏡になってますが、安物のシールなんかじゃない!
本物の鏡をはさみ込んで作るようになっており、ちゃんと映ります。
邪魔な階段は可動し上へ跳ね上げることが出来ます。
奥の壁には調度品があり、あけることも出来ますね。
階段の下にはボール状の突起がありますが、これは何なのかというと…。
ここの床付近の壁を蝶番パーツで開くための取っ手なんですね。
ついでに調度品もドアのように開けます。つまり…。
裏手のこの↑開く柵とつながっているのです。
穴がふさがっていたのは調度品を動かさないと貫通しないからでした。
最初はこの穴が何なのかわからなかったんですが、
(猫ちゃんの通り道が設けられているのだと思った。)
クリブリの紹介ページを見ていると、どうも密輸品の搬出路(搬入路?)
のようです。
この商品のテーマ自体が、
探偵ACE BRICKMANが密輸の謎を追う
というものなのではないかと…。吾輩の推測ですがね~。
『AL'S』と『THE HIGHLANDER』の間の通路が盛り上がっていたのは、
通路の天板を開けると、密輸品を入れた樽が置かれており、
ここの通路はそのまま隣の『THE HIGHLANDER』側の…。
優勝カップの下の部分へとつながっているのです。(スライドドアのようになっている)
つまりここの客二人が犯人。という筋書きのようですね。
あくまでもクリブリの製品紹介の仕方がそうなっているだけですので、
ストーリーは購入者自身が決めればいいことですけどね。
で、その密輸品はなぜかお菓子…どういうこと?
麻薬を中に仕込んでいるとか?
【二階部分】
正面から向かって左側は私立探偵『ACE BRICKMAN』の事務所になっています。
お客は赤い服の女性。(クリブリの紹介では赤いドレスのなぞの女性となっていてワロタ)
机の上は新聞や手紙などがゴチャゴチャと積まれていて、結構やり手な感じがしますね。
表の窓にも「ACE BRICKMAN PRIVATE DETECTIVE」とプリントで入っています。
棚の上には扇風機、引き出しは二段目と四段目に手紙が入ってたり…、
壁の指名手配ポスターと、絵画はペグ/ポッチパーツで接続されているので…、
クルンと回転させることが出来たりします。絵画の裏には秘密の隠し場所が!
外から見ると、ここだけ壁の色が違っているのがチト残念。
表側の壁は金庫が埋め込まれており、お金など貴重品が入ってます。
カバンの中にはまたもやお菓子が入っており、組み立てている時は違和感を感じましたが、
クリブリの紹介で密輸品がお菓子だと知ってからは、「証拠品」だと解釈しました。
左右のつなぎ部分の前面は非常はしごを備えた非常口になっているようです。
ちょうど一階の通路部分に下りてきます。
あくまでも非常はしごなので、一番下までは下りてきません。
写真のところまでです。
反対側から見るとこんな感じ、こちらは階段とトイレしかありません。
それにしても、最近のLEGOってやたらトイレにこだわるなァ…。
『#60073 お仕事トラック』で運んでるものが簡易トイレなのには笑ったよ!
思わず買っちゃったじゃないですか!
見てくださいよ、このこだわりっぷり!
水を流すレバー(クリブリの紹介ではチェーンを引っ張るタイプとのこと)まであります。
【三階部分】
いきなり内部から。
三階部分は半分しかなく、正面向かって左側は屋上となっています。
クリブリの紹介では犯人たちがお菓子(密輸品)を作る場所としているみたいですね。
猫ちゃんがクッキーをじっと見つめています。
オーブンは開き、棚の中には鍋が入っています。
ひょっとしてこの猫ちゃんは樽を運ぶのに利用されているんでしょうか?
あの搬出路は人間が通るには狭すぎるのですよ…。あーでも、猫ちゃんじゃ樽は転がせないか…。
部屋はL字型なのでこちらも一応空間はありますが、ゴミ箱らしき箱が置かれているだけですね。
反対側は屋上です。天窓と給水タンクがあります。
そして驚くべきはこのタンクの構造です。
内部にテクニックパーツのギアとクローラー(無限軌道)パーツを使い、
その無限軌道パーツに3ポッチ幅タイルを貼り付けるという構造…。
初めて見たよこんな組み方!(写真はクローラーパーツをワザと外して撮影。)
そして表屋根の前面ディテールも、バイオニクル系のこぶしパーツを並べて飾りとしています。
外からはほとんど見えないのにわざわざライトにあたるパーツまで仕込まれていますね。
【ミニフィグ】
今回のミニフィグは6体+1匹。
主役の探偵ブリックマンや、床屋のアルなど今回は名前のある人物がいますね。
婦警さんとかの名前はないんでしょうか?
クリブリの紹介では
ビリヤードプレイヤーとダーツプレイヤーが犯人のような描かれ方がされてますが、
床屋のアルが犯人というシナリオも面白そうです。
ヅラを取ってみれば…ダブルフェイスなし!
婦警さんの手にある帽子はかぶらせてもいいですね。
【あまり部品】
今回のあまり部品~。
袋の番号は4番までなので、左側から1番、2番…となっています。
お菓子パーツが結構余るので色々使えそう…。そして花はもう一つ余裕で作れますね。
ジュリエット(蝶)「いいかげんパーツ外しをあまり部品扱いにするのやめたら~?」
(低価格の基本セットに一つつけておくだけでいいと思ふ。大型セットに毎回つけなくていいよ!)
【パリジャンレストラン(#10243)とくっつけてみた】
あ…看板のPの字、縦棒が動いちゃってますね。 服に引っかかったのかな?
こうしてみるとデザイン的にはパリジャンの方が凝っているのがよくわかります。
【総評】
デザイン的には少々おとなしいですが、
各部には驚くべき構造や、ギミックの仕込みがあるところは相変わらず。
むしろ、今回はストーリー性を感じる作りになっている所が高評価。
クリブリの紹介ページの説明が、LEGO社公式のものなのならば たいしたものです。
名前の有るキャラクターがいることが、よりいっそうストーリー性を感じさせますね。
難易度はこれまでのモジュラーシリーズと同等か、ちょっとやさしめ。
ボリュウム的には2階と半分なので、やや足りない感じ。
パリジャンレストランよりは建物が2ポッチほど厚めなのが救いですかね。
値段はパリジャンよりさらに上がっているので、
ボリュウムが減っていることとあわせて、この点はマイナス評価です。
あとは普通に店舗取り扱いか、アマゾンなどの通販でも買えるようにしてほしいです。
地元のザラスで買えた時代が なつかすぃ~。
以上。#10246探偵事務所でした~。
次のモジュラーは何がくるんだろう。楽しみです。(やめるとか言ってなかったか~?)
【毎度おなじみくだらない寸劇】
『ぬすみぐいのはんにんをみつけろ!』
わたしのなは エース ブリックマン。しりつたんていだ。
あいびょう(愛猫)ストライプとともに まいにち じけんをおっている。
こんかいのじけんは きんじょの じゅうみんから よせられた いらいだ。
テーブルにおかれた たべものなどが いつのまにか たべられている…
というじけんが ひんぱつしているらしい
なんとか はんにんを つかまえてほしいとのこと…
さっそく『ききこみ』といこうではないか。
なんでも となりのレストランのひがいが バカにならないそうだ。
どうやらはんにんは こういうゴミですら あさっているらしい。
どこかに てがかりはないだろうか…。
もっぱら いちばんあやしいのは
このピンクのでっかいやつなのだが…。
ピンクの巨人「な、なんなのだ、このチキンはちゃんとかってるのだ!」
さて、わたしのしらべによると ようぎしゃはこいつらだ。
はんにんは このなかのだれなのだろうか…。
MITAKEN「はい はい はい!ピンクの巨人!」ヽ(゚∀゚)ノ
リマ(忍)「これはジュリエットさんですね。」
ジュリエット(蝶)「うわ~~~ん。盗み食いなんかしてないのに~。」
皆さんは犯人は誰だと思いますか?
メアリー「あらあら、ずいぶんわかりやすい推理ですね~。犯人はネコちゃんですわ。」
お粗末さま…。
次回は未定ですが、
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